元日の能登地方を震源とする大地震のエネルギーは、熊本地震の5倍だったらしい。
ニュースで金沢城の石垣が一部崩落している映像を見たが、震源地から金沢城まで結構距離はあるのに、ここまで被害が出るのは、はやりそのエネルギーの強さが半端なかったからなんだろう。
今回の大地震で被害の酷かった輪島という所は、輪島塗という伝統工芸のある地域で、その大昔は日本の最先端技術を誇った地方だ。
いつだったか日本の漆器技術の最初は輪島塗だと聞いたことがある。
輪島塗は高価だが、それだけの価値はあり、他の漆器とは全然品質の良さが違う。
この漆器で頂く和食の美味しいことよ。
同じ料理でも器でこれだけ違うのかと思うほど違う。
その輪島が壊滅的になっているニュースの映像を見て、これからどうなるのかと心配だ。
私も大地震による被害の経験はあるが、その時、近所の家々の屋根からブルーシートが消えるだけでも、5年はかかった。
地域の大工さんや瓦屋さんの数には限りがあって、皆が順番待ちになるから。
それでも、まだ屋根を直して住めるなら良いほうだ。
大きな揺れだけでなく津波や火災で建物自体が無くなったりして住めなくなり、自分で再建も不可能な場合、新たに住める市営住宅とか公団的なものが出来るのを待つしかない。
被災地の個々人の生活が日常に戻るだけでも相当時間がかかってしまう。
伝統工芸復興に力を入れられるまでには更に時間がかかりそうだが、なんとか地域として輪島塗を残して欲しいと思う。
あと、志賀原発はもう止めたままにしといてくれ!
今回の不幸中の幸いは、原発が止まってたことだ。
もし、これを稼働させていたとしたら...ゾッとする。
石川県だけのハナシでは済まなくなる。
日本の国際的信用はガタ落ちになろうし、国は国民にNISAとか投資を勧めているけれど、日本の株価がどうなるか想像できようものを。
国潰す気か。
おっと、輪島で思い出した。
元横綱の輪島はどうしているのか?
細くて大きくはないのに強くて、金のまわしが似合ってカッコ良かったなあ。
(↑これで年バレる〜〜。。。)