今日の朝刊によれば、今、大地震絡みのデマが広がり問題になっているそうだ。
旧Twitter現Xを使って。
そのデマの一つが、「人工地震」だとさ。
全くアホな噂だが、コレって、以前の東日本大震災でもあった。
私は以前からスマホもツイッターも使ってないので、ネットを通しては知らないが、直に若者から聞いて驚いたのを今も覚えている。
そのデマを信じて面白そうに話してたのが理系の国立大学院生だったから、私は非常に呆れたのだった。
こんなアホな学生の為に税金使ってるのか、と。
さて、そんなアホな学生は諭してほっとく。
それより、報道で被害の甚大さを知って、何か力になり助けたくて...という人もおられるが、こういう時自衛隊のように自己完結する能力も技術も物も持ち合わせてはいない一般人は、差し当たり全体像が見えて、そこそこ落ち着くまで見守るしかないのだ。
被災地にまで行く道路そのものの状況も、これほど余震が多いと日々変わる。
それに、これから雪の季節になる。
雪国で雪道と雪の扱いに慣れた人でなければ、かえって足手まといになる。
無謀な善意は時に迷惑、ということも、いい年した大人は肝に銘じておくべき。
以前、うちが被災した時、うちの爺の親戚とか「友人」とかが、地震直後ひっきりなしに電話かけてきて、一番先に連絡取るべきうちの者が連絡取れず困ったことがあった。
そして、家の片付けを手伝いに来たいと言うのだが、宿泊出来るスペースなど無いし、皆うちの爺より年も上だし持病は抱えてるし、逆に私の世話する老人が増えるだけになるので断った。
ライフラインやらが復旧して、少し落ち着いてきたら、爺の「友人」が片付けを手伝いに来ると言って勝手にやって来た。
が、普段から自分のことが自分でできない人。
うちに来ても毎晩遅くまで飲んで騒ぎ、逆にこちらが料理の支度やら風呂やら布団の世話やらしなきゃならなくなっただけ。
これだけでも相当ムカつくしストレスだったが、私がキレたのはそこではなかった。
うちの村の何倍も被害の酷かった所に、こともあろうに被災見物に行きやがったのだ。
流石に頭にきて、私はガン無視して、うちの爺の「友人」とやらを家から追い出した。
そしてうちの爺には「ワテの目の黒いうちは、あのクソジジイ二度と呼ぶなよ!」と釘を差しておいたのだった。
こういう緊急事態の時、本当に的確に行動取れる大人って、非常に少ないということを震災を通して学んだのであった。
そうそ、もひとつ学んだ。
うちの爺の葬式には、あのクソジジイとその一味は呼ばなくてよしっ!