世界のサカモト...
キョージュの映画音楽は色々あるだろうけど、個人的には、やはりコレ!
このピアノ曲ヴァージョン"Coda" も善き哉。
(当時、この映画のヒットで色んな番組に引っ張りだこで、戦メリをピアノ演奏していたキョージュ...とある番組で「弾き飽きた」とぼやいておられた。『ま、そりゃそだろうな』と思ったのだった。。。)
しかし、"Coda"の方には、アレが入ってないのよね。
ピアノソロ集だから当然なんだけど。
JAPANのデヴィッド・シルヴィアン様の歌う「禁色」がっ!
当時の腐女子達(あの頃、こういう呼び方はまだ無かったけど)は戦メリのあのシーンにキャッキャしたものであった。
この映画が世に出た数年後に「アナザー・カントリー」が上映されて、またまたキャッキャしたのであった。
「ミュージックライフ」だったか「ロッキンオン」だったかの音楽雑誌で「美しき男たち」特集が組まれたのは、戦メリ公開の1〜2年後であったと記憶している。
当時のロック・ポップス界の美しきスターを撮った写真集であった。
シルヴィアン様はもちろん、ボーイ・ジョージ様やプリンス殿下、キュアのロバート・スミス様、デュランデュランの面々、ワムのお二人、デヴィッド・ボウイおじさまなども掲載。
中性的美青年が一部女子の中で大人気だった(が、多数はここにプリンス殿下を入れるのには反対だったろうな。「爬虫類」呼ばわりされていた殿下。おいたわしや〜。)。
そだ!歌は全然...だったけど、その美しさで魅了し未だ忘れ得ぬ方々もおられる。
思い出した!
ポール・ハンプシャーの切り抜きを持って美容院に行き「こんな風にしてください!」と頼んだら... 葛城ユキみたいにされてしまったことが。。。
あれから数年後だったか? ワムのジョージ・マイケルがカミングアウト。
ボーイ・ジョージ様は「君は完璧さ」の大ヒットの時からバイセクシュアルを表明しておられた。
でも、別にカミングアウトしてもしなくても、あの頃のあの女子達にとってはどっちでも良かったのだった。
なんとなく分かってたし。察した上で、ファンだったのだから。
キョージュはこの「戦メリ」の映画音楽の後、「ラストエンペラー」で、「世界のサカモト」と呼ばれるようになった。
YMOの成功で既に「世界の」だったけど。
やっぱ大きな賞取るのと取ってないのとじゃあ違うのか。
個人的には好きか、そじゃないか、が全てだけどさ...。
ところで、世界のナベアツさんはお元気でいらっしゃるのかしら?