待つ間のほど

平貞文

ありはてぬ命待つ間のほどばかりうきことしげく思はずもがな

 

 

家の中を掃除していて、前々から手を付けられなかった事を思い出した。

不要になった本を古本屋に引き取ってもらうってこと。

掃除の手を止めて、押入れに放置されてた本を見てみた。

 

すると、いろいろ過去の記憶がよみがえってくる。

今から十年以上前に凝っていた物事たち。

いろいろ独学で勉強してたのだった。

その中でも挫折してしまった物事たち。

スペイン語の辞書と問題集と文法書...

そうだった。

ドイツ代表だったエジルが、ブレーメンからレアル・マドリーに移籍して、慌てて始めたスペイン語の勉強だった。

スペインに行き、生エジルを応援するぞ!という目的で。

が、その後、エジルはプレミアに移籍して...

以来、私のスペイン語の本達は忘れ去られ...。

 

でも、処分出来ず今に至る。

なぜか、と言うと、密かな願いが消えずにあるのよね。

その土地の8割くらいの人たちがUFOを目撃しているという、とある街。

南米某国への旅。

かつて見たUFOの謎が少しは解けるかも〜。

 

アホな、と思われるだろうか?

いや、それも「うきことしげく思はずもがな」から来ておりまして、はい。

このアホな世の中、アホな夢で中和しないとねー。

(どういう理屈じゃ)