よみびとしらず
あはれてふ事になぐさむよのなかをなどか昔と言ひて過ぐらん
「昔は・・・だったのに」とは、言いがちである。
どうも最近の漫画アニメには、キラキラヒラヒラチュルリラに欠ける、と思う。
無駄に暴力シーンが多いのも気になる。
特に、この世知辛い世の中、暗く、陰惨な事件が多い今、なおさら、ひと時少女時代の夢の世界に逃げ込みたくもなるのだ。
で、その代表格は私にとっては、「キャンディ♡キャンディ」であるっ!
他にも「風と木の詩」とか「ポーの一族」とか「日出処の天子」とか「エースをねらえ」とかあるけれど、やはり、あのいがらしゆみこ先生のあの絵の感じが、良いのである。
一発屋と言えば一発屋かもしれないが、あのキャンディ♡キャンディの一発は普通の100発には相当するだろうて。
と、つれづれによく考える今日このごろ、「キャンディ♡キャンディ」で検索すると、キャンディ博物館なるものが....
今朝の朝日のbeに、それを作った人が紹介されていた。
女装家のキャンディさん、御年71!
やはり、このおひとも、大人の事情でかの名作のアニメも漫画も見れない読めない状態が、なが〜く続いていて、先もさっぱり読めず状態を嘆いておられる。
後にも先にも無い、あのイラストの透明感っ。
いがらしゆみこ先生の作品は他にもあっても、何かが違うのよ。
キャンディ♡キャンディはっ!
振り返れば、子供の頃、よくあの漫画の模写をしていたっけ...
わたしゃ結構、上手かったのだ。
「将来漫画家になる!」というクラスの女子と男子、合わせて数人でクラブまで作って活動していたのだった。
そーだ。
童心に帰って、自分で描くか。
でも、キラキラヒラヒラチュルリラした絵はともかく...
お話のアイデアが、サーッパリ浮かばないのよねー。。。
ということは...
あの作品のイラストに透明感を感じてしまうのは、あの絵を見ると、あのストーリーも一緒にじわじわと立ち現れて来るからなのだ!
あの名作をなんとか、再版してもらえませんでしょうか?
おねげーしますだ。
ははー。
私の目の黒いうちに、再び目にするのは、どっちなんだろう?
キャンディ♡キャンディ?
或は、
阪神優勝?
どっちも見れんかったりして。。。
てか、何日か前にも似たようなネタで書いてた気が。。。
増える一方よ、こういう事ってさ。