2023-07-03 浄不浄 和歌 自然 遍昭 はちす葉のにごりにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく 遍昭さんは、面白い洒落っ気のある御方だったのだと、この歌から想像する。 おそらく、彼の時代には既に「常楽我浄」が仏教であると信じる人が多かったのだろう。 初期仏教からは正反対になってしまったことを一寸ユーモアと「いけず」とをスパイスにして、歌にされたのではなかろうか。 さて、このブログのタイトルは、この歌から思いついた。 塵芥だらけの露の身の者が書いているので。w