わんぱくでもいい

10月からのラジオ講座まいにちドイツ語応用編は「ベルリンからのドイツ語シャワー」というタイトルで、ベルリンのポッドキャスト番組が教材。

ベルリンの街にまつわる話題で、テキストの日本語訳を読むだけでも面白い。

 

ただ、すんごい喋りが早く、はっきり言ってついていけないが、「めざせ!聞き取りマイスター」というコーナーがあって、ドイツ語の早口が、どう発音されてるかをかいつまんで説明してくれる。

そこが気に入って、秋から聞いてるのだ。

 

 

この頃は、他の語学番組でも発音について丁寧な説明がされたりしてるので、今の若い子たちは幸せだと思う。

私の若い頃なんて、そんな丁寧な説明は無く、好きな外タレのアルバムと歌詞カードから「空耳アワー」的に学んでいたっけ。

 

 

さて、昨年12月後半のテーマは、「なぜベルリンのU-Bahn(ウーバーン:地下鉄)は黄色なのか?」だった。

そう、ベルリンの地下鉄は阪神ファンドルトムントファンかと思うほど、まっ黄っ黄だった。

 

その理由は番組テキストに譲るとして...

 

私がベルリンの地下鉄でびっくりしたのは、犬が乗ってもいいってコトと、ベルリンの犬がめちゃくちゃお利口さんに躾けてあるってコト。

みんな実にちゃんとしているのだ!

たぶん、犬を飼う人にトレーニングを義務付けてるんだろうなあ。

そうでなきゃ、犬という犬がみんな、あのレベルまでお行儀いいなんて、ありえん。

 

 

しかし、反面こうも思ったのだった。

あんまりキッチリしたお利口犬ばかりだと、逆に不自然に感じてしまう、と。

 

 

ある日、ベルリンの街を散歩してたら、石畳の通りを自転車に乗りながら犬を散歩させてる人を見かけた。

その犬は、飼い主に飛びかかりながらキャンキャン吠えて走っていた。

お世辞にもお行儀良いとは言えない犬。

でも、その様子を見て思わず微笑んでしまった。

 

久々にアホな...

もとい、フツーの犬に出会って、とてもホッとしたのを覚えている。

 

さて、うちのアホ過ぎる...

いや、元気いっぱいな犬は、今日も私の腕に噛みついてぶら下がっていた。

ワタイの気分は、警察犬の訓練の泥棒役。。。