恐るべき炭水化物

うちにある栄養学の本によれば...

女性の一日に摂るべきカロリー(年代別)は、次のようになっている。

青年期 19〜29歳 1950kcal

壮年期 30〜45歳 2000kcal

実年期 46〜49歳 2000kcal

    50〜65歳 1950kcal

老年期 66〜69歳 1950kcal

    70歳以上 1700kcal

 

これからいくと、70歳以上を除いて、1950kcalは摂らなきゃならんらしいが、それだけの食品を食べるのって、個人的には、かなりしんどい。

 

健康本の他の本では、一日に推奨される摂取カロリー量の八割くらいでいい、というのもあったが。

だいたい様々な専門分野、様々な専門家の意見があって、どれがどうやら。。。

結局、自分で試しながら良い塩梅を探していくしかないのだ。

 

十代後半の異常な食べざかりを除いて、私は1900kcal以上も摂ったことないと思うのだが、なぜこの夏はひと月に5kg も増えたのだろう?

いくら熱中症予防の為に、激しい肉体労働を避けていたにせよ、一気に増え杉良太郎

 

今年の異常な暑さで、体を動かすのをセーブしていた以外に、思い当たる節と言えば、やはり...

 

うちの爺さんから始まった我が家のドーナツブームしか考えられない。

一時は、週三くらいで一日に二個は食べてた。

若い時なら、スポーツやってた頃なら、どうってことない、ほぼゼロキロカロリーなのだが。

 

さて、このカロリーは、ドーナツ一個の大きさやら種類にもよるだろうけど...

さしあたり「ドーナツ」で調べてみると、一個約60g で 約215kcal。

(「カロリーSlism」調べ)

 

それって、ご飯一膳 250kcal からすると、結構な数値。。。

(ちなみに酒一合で、193kcal。酒好きな人は一合で収まらないのが常だから... 結構怖いのだ、アルコール摂取って。。。)

 

 

こういう炭水化物系というのは、数値以上に肥えるのにインパクトある印象だ。

うちの爺さんが何年か前、健康診断で糖尿病予備群とされ、医者に言われて必死でダイエットしていたが、その時に一番効果あったのが、炭水化物を控える所謂「炭水化物ダイエット」だった。

主食の米やパンを一切抜くという、かなりハードなタイプのを結構長いこと続けて、無事予備軍から外れることが出来た。

 

私も今回、それを参考にした。

でも、一切米とかパンとかの主食を抜くのは、頭が回らなくなるので、量を抑えるだけのソフトヴァージョンに変えて行っている。

(この抜き加減と合う合わないは、人によるようだ。)

 

逆を言えば、この炭水化物は、激しく肉体を動かさなければならない時には、強い味方になるのだろうよ。

たしか、元サッカー日本代表の香川がドルトムントで活躍していた時、インタビューで、試合前には茹でたパスタだけを食べると言っていた。

ソースはおろか、な〜んにも味の付いてないもの。

「ほぼ炭水化物だけやないか〜い!」と、私はテレビに向かってツッコんでいたけど。

今から思えば、サッカーというほとんど格闘技のような激しいスポーツをするには、炭水化物は威力を発揮する重要な栄養素なのだろう。

 

あと思い出すのが、戦国時代もののドラマやらで出てくる、足軽たちがデカい握り飯に食らいついているシーン。

 

戦闘前には炭水化物は必須なのか。

 

戦闘の必要が全く無いのに...

デカい握り飯以上の炭水化物やらカロリーやらをドーナツで摂ってたら、そら...

 

反省反省。。。