私の天秤

11月27日の天声人語で知った。

 

ジャニー氏からの性被害を受けた被害者が自殺したことを。

 

「金が欲しいんだろう」と中傷を受けていたらしい。

 

 

 

私も若い頃、とあるおエライさんから性被害を受けて、団体内の人権に関わる部署に訴えたことがあったが、似たような反応だった。

 

というか、それ以上だった。

 

心身に不調をきたして、その人権に関わる部署にたまに来ていた医者に診てもらったら(女性だったので)、精神病の病名を告げられて、異様に強い薬を処方されて、あやうく廃人にされかけた。

 

その後、うちの団体とは全く無関係の、とある大学病院の女性医師に診てもらって、それまでの経緯をすべて話したら(圧力かけられて口止めされていた)、うそのように不調がなくなり、その医師によれば、私は精神病ではないと診断された。

 

たぶん、自分のことだけでなく、家族のことやら考えて、ストレスが極みに達していたのだと思う。

他人に話すことで、脳内で堂々巡りしていたのが、おさまったように感じた。

 

 

 

しかし、それで全て解決したわけではない。

 

 

 

被害をなかったことにしたい権力者側のコバンザメのようなのが、この地域にもいるのだが、そいつからも、あることないこと言われて二次被害を長年受けている。

 

特に、この県は、その加害者と加害者を守った派閥が強い地域。

 

あまり経済的にも強い所ではないから、家族を養うために、悪いやつにでも尻尾振って仕事もらわないとやってけないのだろうけど、あまりに卑俗だ。

 

 

 

世間では有名なこの団体、全く、現実はサイテーである。

 

また、これに連なる団体も、似たようなもので。

 

表向きは善をなすかのような体裁でいるけれども。

 

それだけに闇が際立って、私には映る。

 

 

 

だから、いい加減な報道、ジャーナリズムには腹が立つ。

 

「ちゃんと取材していたら、そんな風には書けないだろうよ。」と思うから。

 

で、ジャーナリズムの忖度が、ますます悪い奴らをはびこらせる結果になる。

 

 

 

 

 

 

正直、自殺を考えたことも何度かあったが、死ねば悪い奴らが「死人に口無し」で喜ぶだけ、と思って生き延びている。

 

私が生きていること、それだけでも加害者側にとっては、明らかに都合悪いはずだから。

 

 

 

「金目当て」と言っている愚か者は放っておけ。

 

奴らこそ「金目当て」で、どこぞから金もらってカキコしてるだけかもしれないし。