本当にしっかりした大人って、そうそういるもんじゃない...
子供の頃も、大人になってからも思うことだ。
口に出さずとも、自分の親を頭の中で評価しだしたのは、何時からだったろう。
人の親としてどうか。
一人の人間としてどうか。
夫として、妻としてどうだったのか。
そして、それは年を取る毎に、評価が厳しくなってくる。
やっぱり駄目な人たちだった、と。
これは、あくまで私の場合だが。
反面、祖父母に対しては、時代が戦争や敗戦やらで厳しかった分、評価が甘くなる、というか、評価しにくくなってくる。
もし自分がその時代に生きていたら、どうだっただろうか...
全然想像つかないからだ。
そこそこ平和の中で考えることと、いざ何かが起きた時に考え出すことは、たぶん全然違ってくるだろうから。
たとえ戦争になっても、正気を保ったままでいられるのか?
自分のことであっても全く予想がつかないから。