殷富門院大輔

見せばやな小島のあまの袖だにもぬれにぞぬれし色は変わらず

 

(私の袖の色をあなたに)お見せしたいものです。

小島の漁師の袖でさえも、

波でぐっしょり濡れた袖の色は変わってはいません。

(私の袖は血の涙で色が変わってしまっているのに)

 

 

古典の世界の人々は、女性男性問わず、よく泣く。

そして、よく血の涙を流す。

 

現代人からすれば...

怖っ!ホラーの世界っ!

そこは、古代中国文学の表現方法からの影響だけど、分かりつつも「血の涙」というのは、一寸怖くどぎつく感じてしまうのは、現代人だからなのかしら。

 

ところで、あれは何年前だったか、ひどい大雪で雪かきを慌ててしないと、家が雪の重みで潰れるんじゃないかと思うほどで...

ずーっと雪かきばかりしていたら、目が真っ赤っ赤になった。

眼科に行って診てもらったら、ナントカいう病名を告げられた。

幸い大した病気でもなく(だから病名忘れたのだが)、医者で出された目薬をさしてれば治るくらいのものだったので、一安心。

一応、その眼病の原因をお医者さんに聞くと、力入れて踏ん張ったりした時に、老化で目の毛細血管が切れて充血するのだそうで。。。

 

その何年か前は、肘に激痛が走って整形外科に行った。

テニス肘だと診断され、それも原因を聞くと、老化だった。。。

肩でも歯でも膝でも、どっかおかしくなって、医者にその原因を聞けば、いつも老化だ。

自然の成り行きだから仕方ないけど...

 

悲しーときー 

高校野球の監督が年下だったときー

年は取っても、「いつもここから」精神さっ。

 

というか、いつからか、悲しくても涙が出ないのよねー。

そこで、こんな歌を詠んだわ。

虎太郎

悲しきに露も出で来ぬ涙川いづちに漏れぬるふりにしものを

 

昔流行ったアタックNo.1的に言えば...

だけど、涙が出ないわ

ドライアイだもんっ

 

だれじゃ?

「おばはんやもん」ってゆーとけってゆー奴はっ。